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自分の内面を知るための効果的な日記の使い方について

日本人は他の国々の人たちと比べて日記をつけたり、何気ないことをメモしたりすることが多いという国民性を持っています。

その背景には約束や時間を守るためだったり、あるいは何か失敗した時に次に同じような失敗を繰り返さないためだったりします。

さらに心が晴れない時や自分の考えがまとまらない時、日記を書くことによって自分自身を客観的に見ることができますね。

精神科医や臨床心理士などは、患者やクライエントの日々の生活を知る為に日記を書くことを勧めており、そしてその日記を活用して治療の一環としていることもあります。

治療にも役立ち、自分の内面と向き合うことができる日記について、どのようにして書いていけば効果的なのか、その使い方について述べていきたいと思います。

とりあえず書いてみよう

効果的な使い方を知っても、日記を書いていかないことには始まりません。

しかしいざ日記を書こうとした時、普段から日記を書く習慣がない人にとって、どう書いていいのか分からないと思います。

また書き始めて3日目にして飽きてしまいそれから書かなくなってしまった、いわゆる三日坊主になってしまう人も中にはいるでしょう。

そのような時、いい加減でもいいという考え方を持って書いていくと長く続けられると思います。「いい加減にやらない」というフレーズがあるように、「いい加減」はネガティヴな言葉かもしれません。

しかし見方を変えれば、加減ができている丁度いいということでもあると思います。

短い文章でも大丈夫です。三日坊主になって日が空いても、そのあとからまた書いていってもいいのです。

自分の今の率直な気持ちや考えていることなどを文章化することで、自分の知らない一面を発見できるチャンスになります。

日記にほめ言葉を書く

イギリスのDuncan氏とSheffield氏の調査によると、日記をつけている人ほど不安や不眠傾向にあるという研究結果があります。

これは日記をつける時に、相手から嫌な言葉を言われた思い出や自分が何か嫌な体験をしたことを綴ってしまうことで、その後読み返すことによって当時の嫌な記憶がよみがえってしまうからだと考えられます。

しかしそのような時、日記に自分を肯定するような言葉を書くことで読み返した時に次への活力にすることができます。

例えば、「今日も休まず学校・仕事に行った。」という何気ない一言に対して、「今日も休まず学校・仕事に行った。自分えらい、毎日頑張っているよ。」と最後にポジティブなほめ言葉を付け加えることで、読み返しても気持ちが下がらないようにできます。

他にも、「今日は○○に挑戦してみた。」という些細な出来事に対しても、「今日は○○に挑戦してみた。不安だったけどできた、嬉しい。」という感じでプラスの感情表現を付け加えるのも効果的です。

上手なほめ方としては、何か行動を起こしていることに対して「頑張っている」、「続いている」などの努力していることをほめる、相手に対し何か良い行いをして「やさしい」、「親切だ」などの自分の内面をほめる、自分が成長していることに対して「変わってきているよ」、「昔と違うよ」などのプラスの変化をほめるといったものがあります。

自分の感情を文章化すると、時として辛い気持ちばかりが綴られることもあるでしょう。

しかしそのままだと研究結果のようになってしまう可能性もあるので、たった一言、二言かもしれませんが、自分に対するほめ言葉を付け加えることにより自分を肯定的に捉えられるようになると思います。

数字を上手に活用する

冒頭に精神科医や臨床心理士などが日記を活用するケースがあると言いました。

どのように活用するかと言うと、ひとつの事例としては自分の感情を点数化するというやり方が存在します。

日記に今日起きた出来事に対して、最悪で憂うつな気分や不安な時を100点、憂うつでも不安な時ではない普通の時を0点として評価します。

感情を点数化することによって、自分が何を憂うつや不安と捉えるのかを視覚化でき、数値化することで出来事に対して関連性がより分かりやすくなります。

以前、パニック障害になった友人にパニック障害を克服するまでの過程を詳しく聞いた際、自分の感情を数値化して、不安を見える化して日記をつけているということを話していました。

数字を上手に活用することで、自分が良い方へ変わっていることも実感できますし、ゴールが限りなく遠くても数字の変化を見ることで一歩を踏み出す大きな後押しにもなります。

日記を書く理由は人それぞれ違うと思います。ノートに書く人もいれば、スマホのアプリを活用して書く人もいることでしょう。

日記というのは、過去の出来事について何が起こったのか、その時どういう気持ちで書いたのかということを知る自分自身のオリジナルのカルテになりうると思います。

人は過去の出来事から学び、同じ過ちを繰り返さないように行動しようとします。そのために日記を活用するというのは良い方法だと言えます。

今回、自分の内面を知るための効果的な日記の使い方について述べてきましたが、日記を価値あるものにするかどうかは書く人自身の<継続>もまた大切になってくると思います。

短い文章でもいいと思います。毎日書けない人は決まった曜日に書くという決まりを設けて書くというやり方でもいいと思います。

大切なのは自分の内面を文章化して気持ちを整理することです。頭の中であれこれ考えすぎてしまって、悪循環に陥ってしまいがちな人にこそ日記はオススメです。

三日坊主を自覚している人でも、三日坊主を繰り返していくと思いのほか日記を書いていることがありますので是非トライしてみてください。

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